トイレットペーパーが不足するデマを投稿したアカウントの個人が特定され、職場が謝罪
2月末からコロナウィルス問題で外出もままならない状況ですが、ネットではマスクに続いてトイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するというデマが流れ、全国的に店から紙類が姿を消す事態になりました。
群集心理のおそろしいところは、デマだとわかっていても、信じて買う人がたくさんいれば、事実になってしまうところなんですよね。一般人だけでなく、転売屋の暗躍にも困惑しています。
あっと言う間に個人情報が特定される
Twitterにデマを投稿したうちの一人がバズりました。(他にも同様の投稿をした人がいたよう)瞬く間に情報は拡散されていきます。と同時に、投稿主の個人情報を特定する動きも活発に。
・FacebookやInstagramのアカウントが早々に特定
・Instagramアカウントからメールアドレスや電話番号がわかる
それを使ったネット民がどういう行動を取るか。
ここでは明言しませんが、NHKで以前やっていた「フェイクニュース」というドラマを見た方には、だいたい想像がつくかと思います。
職場が謝罪のコメントを発表
投稿者の職場である「米子医療生活協同組合」が2020年3月4日に謝罪のコメントを発表しています。
米子医療生活協同組合
http://www.ymc-net.or.jp/
「トイレットペーパー品薄になる」というデマ、米子医療生活協同組合が謝罪。「投稿者の1人が組合の職員でした」
Huffingtonpost より引用
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e5f001fc5b63aaf8f5ec721
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